総量規制とは、貸金業者の行う「個人向けの貸付」について、その総額が年収の3分の1を超える貸付を原則禁止とする規制です(2010年6月までに実施予定)。
過剰貸付を抑制し、多重債務に陥る方を減らす効果が期待されますが、この規制により、すでに年収の3分の1を超えて借入されている方はそれ以上の借入を規制され(カードの利用停止など)、返済に窮することが予想されます。
規制の対象となる貸付は「個人向けの貸付」です。「個人向けの貸付」とは個人に対し金銭を貸付ける契約を指しますので、クレジットカードのキャッシングは規制の対象となりますがショッピングは対象となりません。
また、「個人向けの貸付」であっても以下のような貸付は規制の対象とはなりません。
①不動産購入のための貸付
②自動車購入時の自動車担保貸付
③高額医療費の貸付
など
さらに、以下のような貸付は例外的に年収の3分の1を超えて貸付けることが認められる場合があります。
①不動産担保貸付
②売却予定不動産の売却代金により返済できる貸付
③緊急の医療費(高額医療費を除く)の貸付
④配偶者と併せた収入の3分の1以下の貸付
など